
簡化24式太極拳は太極拳の難しいところを簡略して初学者にも習得しやすいように
編纂されていますが、基礎基本がしっかりと詰まっていますので楽しみながらしっかりと練習して
いきましょう。
早く覚えるにはコレ!!
24式を周りのペースで一緒に何回も繰り返す練習もアリ!!
でもまず、分解して短く練習すると楽しく練習できるかもしれません!!
YouTubeの動画やDVDを使って定式のカタチと名前を一致させながら少しずつがお勧めです
イロイロな練習の方法を試して楽しんでください。
24式太極拳を4つの組に分けてみました
- 第1組 基本と導入(1~5)
起勢~手揮琵琶 - 第2組 展開と方向転換(6~12)
倒巻肱~高探馬 - 第3組 バランスと高さの変化(13~18)
右蹬脚~左右穿梭 - 第4組 まとめと収束(19~24)
海底針~収勢
共通して練習のポイント
- ゆっくりと一定の速度で途切れなく動くことが基本です。
- 虚実分明 重心をどちらの足に乗せているかを明確に意識し、バランスを保ちます。
- 呼吸との連動 動作に合わせた自然な呼吸で全身に気を巡らせます。
- 左右とつくものは、同じ動きを反対側でも行う動作です。
- 腰が回るから手が動くという感覚を意識してください。
- 弓歩(ゴンブー)と虚歩(シーブー)の切り替えを正確に練習してください。
- 骨盤、肩、目線は平行を意識してみてください。
第1組 (弓歩基本と導入 1.起勢~5.手揮琵琶

まず主幹路線を把握しましょう
南に向いて立ち起勢
東に向かって左足を出し野馬分鬃
1組、手揮琵琶までは東に向いています
- 起勢(チーシー)
:準備の姿勢です
歩型:並歩 - 左右野馬分鬃(ゾウヨウ イエマフェンゾン)
:馬のたてがみを撫で分ける
歩型:弓歩×3
ボールを抱える動作から分け開くタイミング - 白鶴亮翅(バイフーリャンチー):鶴が翅を広げる
歩型:虚歩(つまさき)
前足に重心を乗せすぎないように - 左右楼膝拗歩(ゾウヨウ ロウシーアオブー)
:膝を払いながら突く
歩型:弓歩×3
出す手と、出す足が逆になる「拗歩」に注意 - 手揮琵琶(ショウホィピーパー)
:琵琶を抱えるよう
歩型:虚歩(かかと)
前足に重心を乗せすぎないように
第2組 展開と方向転換 6.倒巻肱~12.高探馬

ここでは後退する動き、回転、横への移動など
空間を広く使った動きになります
位置をしっかり把握して行きましょう
- 左右倒巻肱(ゾウヨウ ダオジャンゴン)
:後ろに下がりながら腕を回す
東を向いたまま後ろへ4歩
退歩(トゥイブー)という歩法 初めにつま先を着いてからゆっくり着地そのあと移動
ゆっくり状態を確認しながら下がってみましょう
- 左攬雀尾(ゾウ ランチュウェイ)
:左の孔雀の尾をなでる
この動作には太極拳の基本が詰まっています腰の旋回が大事な場面です
腰の旋回を意識していきましょう - 右攬雀尾(ヨウ ランチュウェイ)
:右の孔雀の尾をなでる
東に向いていた左攬雀尾から後ろへ重心を戻し身体の向きを西へ変える右攬雀尾です
重心移動をしっかりと行なってから転回しましょう - 単鞭(ダンビェン)
:鞭のように
南西へ向かって勾手を作ります
左半身を東に向かって開いていきましょう - 雲手(ユンショウ)
:雲のように手を回しながら横移動
南を向いて横移動
横に移動する時に上下に揺れてしまいやすいところです
横移動と手の円を描くような動きを連動させていきましょう - 単鞭(ダンビェン)
:鞭のように
南を向いた状態から東へ左手を開いていきます
この時右手の勾手が一緒についてこないように南西の方向へ張り出す
意識をしてみましょう - 高探馬(ガオタンマ)
:馬の鐙を確認するように
一度振り返って勾手をほどいてから東に向かって押し出す右手です
第3組 バランスと高さの変化 13.右蹬脚~18.左右穿梭

ここは24式の中で片足を上げたり、低い姿勢になったりと、ダイナミックな動きのある組です
カッコいい動きの半面ケガをしやすい場所でもあります、ココは無理をせず慣れるまでは小さな動きで形を覚えていってください
- 右蹬脚(ヨウ ドンジャオ)
:右足で蹴りだす
蹴りだす方向は南東へ斜めです
蹴りだす時はバランスに注意してください
踵で蹴りだします - 双峰貫耳(サンファンガンアル)
:両拳で相手の耳を打つ
右蹬脚で蹴りだした方向へ - 転身左蹬脚(ザンセン ズオ ドンジャオ)
:向きを変えて左足で蹴りだす
13.で蹴りだした方向の対角線上(北西)へ蹴りだします
ココで方向を見失いがちになりますのでしっかりと位置を把握しておきましょう - 左下勢独立(ズオ シャーシードゥーリー)
:低く沈んで片足で立ち上がる
北東で右手を勾手 左足を西の方向へ引きます(つま先→かかと)
無理やり低くしてはいけません
踵を支点に左半身を西へ開いていきましょう
左掌を刺していきます
左足前の弓歩が完成!左足の踵を支点につま先を左外へ30度くらい開くと重心を乗せやすくなりますので右足を上げてみましょう - 右下勢独立(ヨウ シャーシードゥーリー)
:反対に低く沈んで片足で立ち上がる
右手を南西に勾手左足を東へ引きます
東へ向かって立ち上がりましょう - 左右穿梭(ズォヨウ チュアンスオー)
:機織りの梭のように行ったり来たり
先に防ぐ手が上がっていきそれから押し出す手が出てきます
上がった手の返しと押し出す手の完成は一致です。
1回目、右足を北西の方向へ下ろし同じ方向へ掌を打ち出す
2回目、左足を南西の方向へ踏み出し同じ方向へ掌を打ち出す
第4組 まとめと収束 19.海底針~24.収勢

最終形です
太極拳の繊細な動き、力強さ、重心の位置、虚実の関係いろいろと感じながら確認しながら練習してみましょう
- 海底針(ハイディゼン)
:海底の針を拾うような姿勢
猫背にならないように股関節を引き込み体を倒しましょう
西下方へ向かって手を差し込みます
倒れこみすぎ下向きすぎ注意です - 閃通臂(シャントンペイ)
:背中から推しだす
左手は西に向かって
右手は自分の頭を守りましょう - 転身搬攬捶(ザンセン バンランチュイ)
:身体を回して防ぎ拳で突く
24式の中で唯一 拳(グー)になるところです
身体の回転で払う、遮るという動作を感じてください
拳を打ち出すのは東側です
「搬(外へ払う)」「攬(さえぎる)」「捶(つく)」 - 如封似閉(フーフォンスーピー)
:押し出す
掌を上に広げて胸の高さまで引き込み胸の前でセット
ボールをパスするように押し出しましょう
方向は東です - 十字手(シーズーショウ)
:両手を交差させる
南を経由して南西へ右半身を開き
それから南へ戻り手をクロスする - 収勢(ショウシー)
:収める形
南に向かって身体を収める
全工程が終了しました 各組だけを練習した後は組と組のつなぎ目をスムーズに接続できるように練習しましょう カクカクした動きでも大丈夫です 慣れてきたらスムーズに途切れなく演武できるように繋がりますのでゆっくり確実に練習を楽しみましょう。
