太極拳技能検定試験[2段]を受けてきました

いつの時代、いくつになっても試験というものは緊張がつきものですね
でも大人になってからの試験は「楽しい!!」も付いていると思います。
先日実際に試験を体験したばかりのメンバーからの体験談です

6月22日(土)
日本武術太極拳連盟の技能検定太極拳

2段の1次試験を受験しました。

少し2段の試験について説明します。

2段の1次試験(32式剣)・2次試験(24式太極拳)ともに千葉県武術太極拳連盟で受けるため、千葉の会場に千葉県の連盟に所属している受験者が集まります。

今年の千葉県での2段受験者は31名でした。

1次試験当日のスケジュールですが、午前中は事前講習会。お昼休憩を挟んで、午後から実技試験です。試験が終わった人から解散となります。

「宙の会」からの2段受験者は今年は私1人で、1人ということだけでかなりの緊張の上に、稲毛駅から乗ったバスが道路渋滞で30分も到着が遅れ、集合時間ギリギリの到着となり、試験を受けるときの組み分けもよく確認できず、心落ち着かないまま事前講習会が始まりました。

始まってみると1人なのは私だけではなく、太極拳が好きなもの同士、試験という共通の話題もあるので、近くの方と会話が弾みました。こうやって顔見知りの方が増えていくのは楽しいものです。

お昼休憩の時はお隣の方が気軽に話かけてくださり、自分にとって良い話をしてくださいました。

その方は、3段を受ける方のお相手としていらしていた4段をお持ちの86歳の方(見た目75歳 男性)で、「太極拳をやられているからそんなにお若くてお元気なのですか?」と伺ったら、「僕は股関節が柔らかいから元気なのだと思う。」とおっしゃって、股関節が硬いのが悩みだった私に、どうしたら柔らかくなるかを教えてくれました。

「開脚して前に倒れることよりも、まずは開いた足のほうに身体を向けて倒すことだけをやる。毎日5分やれば5年で開脚して前の床に胸が付くようになるからやってみて」

・・・5年かあ「・・・長い」と思いましたが、5年前のあのころからやっていたら今はできているのか!と思ったら、5年後に向けて今やるしかない!と思え、毎日やろうと心に決めました。

1人受験で緊張と不安もありましたが、グループLINEには朝から「宙の会」の皆さんからの応援メッセージが届いており、とても心強かったです。2次試験も1人ですが、次は会場でどんな方と出会えるのか楽しみです。